「多菜セット」 を使ったレシピ~清明の頃 清明の頃 お月様のリズムは新月から上弦の月に
みなさまお変わりないですか?暦の上では土用にはいっています。
季節が移り変わる時で、カラダとココロの安定の保ちにくさを感じるかもしれません。
緊急事態発令からも2週間が過ぎて、知らず知らずに体が緊張していて、その結果が現れているかもしれません。
「いつもよりゆったりと、いつもよりのんびりと」を少しココロがけて過ごしてみるといいかもしれませんね。
今週届いた菜花や紅くるり、しゃが芋はとても甘く、自然界の優しさを感じます。
こんな時は野菜の持つ自然の甘みと、少し刺激を与えるものを取り入れて、カラダとココロのバランスを保てるように工夫してみましょう。
紅くるりと新玉ねぎとワカメの酢の物 春のエネルギー
紅くるりは薄くスライスします。ひとつまみのお塩をかけて、よくもんでしばらく置いておきます。
ワカメは戻してさっと茹で、新玉ねぎは薄くスライスして氷水につけておきます。
紅くるりがしんなりしたら軽く水気を絞り、水気を切ったワカメと新玉ねぎを合わせます。
お酢とオリーブオイルで味を調えて出来上がりです。
ミニトマトと小松菜のキムチ風 夏のエネルギー
ミニトマトはお尻に十字に切り目を入れて沸騰したお湯に30秒ほどつけ、氷水で冷やし皮をむきます。
小松菜は食べやすい大きさに切って、さっと茹でます。
ボウルに、粉唐辛子小さじ1/2、甘酒大さじ1、ニンニクのすりおろしたもの少々とお醤油を入れて、混ぜ合わせます。
タレができたら、ミニトマトと小松菜を入れて混ぜ合わせ寝かせます。
辛いのが苦手な人は、唐辛子の量や甘酒の量を調節して好みの味を作ってみましょう。
しばらく置いておくと、トマトからの旨味が出て来て甘くなります。
菜の花入りのポテトサラダ 晩夏のエネルギー
じゃが芋は皮をむき、粉ふき芋にしてつぶします。
菜花はさっと茹でて、食べやすい大きさに切ります。
つぶしたじゃが芋と菜花を合わせ、オリーブオイルとお塩で味を調えます。
菜花がびっくりするほど甘いので、ぜひ、その味をお楽しみください。
濃い目のお味がお好きな方やお子さまには、マヨネーズで味を調えてあげてもいいですね。
ごぼうの甘酢炒め 秋 秋のエネルギー
ごぼうは食べやすい大きさの拍子切りにします。
片栗粉をまぶし、多めのココナッツオイルを引き、弱火で蓋をしてじっくりと焼きます。
時々ひっくり返して、5分ぐらい焼きましょう。
お醤油とお酢、みりんで調味液を作ります。ごぼうに火が通ったら調味液を加えて混ぜ合わせます。
仕上げにヘンプシードをからませて出来上がりです。
ヘンプシードがなければゴマやナッツ類でもいいですね。
椎茸のじゃが芋のせ焼き 冬のエネルギー
じゃが芋は、茹でてつぶしておきます。
青ねぎを小口切りにして、混ぜ合わせお塩で味をつけます。
椎茸の上にじゃが芋をのせて、フライパンで焼きます。椎茸が縮んできたらお味噌をのせ蓋をして、弱火で3分
ほど焼きます。チーズをのせて焼くとお子様が食べやすくなると思います。
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:mle
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。