9月9日〜14日「多菜セット」 を使ったレシピ 白露の頃、上弦の月から満月に向かうとき
日中にまだ暑さも残りますが、朝夕には涼しい風が吹くようになり、草の葉先に露が見られるようになります。
台風の後、蒸し暑さが残る今週は、夏の名残の野菜と揚げ物の力を借りて発散力を高めましょう。
スパイスを効かせた味が効果的です。
なすとピーマンの春巻き(夏のエネルギー スパイス)
なすとピーマンは1cm角に切ります。お鍋にココナッツオイルを引いて、なすとピーマンを炒めます。なすがしんなりしてきたら、甘めのお味噌とクミンを加えて味を調えます。
春巻きの皮に具材をのせて巻いて油で揚げます。
白ねぎとトマトのソテー(秋のエネルギー 辛味)
白ねぎは、2cmくらいの長さに切ります。トマトはくし切りにして、横に半分に切ります。
フライパンに白ねぎを入れて、少しのお塩を振って蓋をします。
白ねぎが柔らかくなったら、トマトを加えてさらに加熱します。
トマトに火が通ったら、生姜の絞り汁を加えて出来上がりです。
じゃがいもとわかめ 酢味噌和え(春のエネルギー 酸味)
わかめは水で戻して、じゃがいもは細切りにして、それぞれサッと茹でます。
小松菜は茹でて3cmくらいの長さに切ります。
すり鉢にお味噌とお酢を入れて、すり合わせます。そこへわかめを入れ、しっかり味をからませます。じゃがいもと小松菜を入れて混ぜ合わせて出来上がりです。
金時芋と人参のマヨネーズサラダ(晩夏のエネルギー 甘味)
金時芋と人参は食べやすい大きさの乱切りにします。
お鍋に人参を入れて、ひとつまみのお塩をふりかけマッサージします。
ひたひたより少なめのお水で茹で始めます。一煮立ちしたら金時芋を加え、串が通る柔らかさになるまで茹でます。
山ほうれん草を3cmくらいの長さに切って茹でます。山ほうれん草と、人参、金時芋をボウルに入れてオリーブオイルで和えた後、マヨネーズと混ぜて出来上がりです。
「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:naka mle ( なか みえ )
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。