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7月22日~27日「多菜セット」 を使ったレシピ ~大暑の頃、下弦の月から新月に向かうとき

931レメディプレート

大暑の頃、年に4回ある土用の中でも一番重要な土用になります。
夏のエネルギーから秋のエネルギーへと移り変わるこの時期は、大きな変化となります。
昔から夏の土用が重要視されるのは、この大きな変化が理由です。
夏の疲れが出て胃腸の不調が出やすいとき。芋類や穀物などの食材から甘みを摂り入れて、胃腸を整えていきましょう。
トウモロコシはカラダの湿気を取り、オクラのネバネバは胃腸の疲れを和らげてくれます。

 

トマトとオクラのオーブン焼き(冬のエネルギー 塩味)

931トマトとオクラのオーブン焼き

オクラは塩ずりをして縦半分に切ります。
トマトと玉ねぎは櫛形に切ります。耐熱皿に切った野菜を並べて軽くお塩を振り、オリーブオイルをかけてオーブンに入れます。
表面に焼き色がついたら、小口切りした青葱をのせて出来上がりです。

 

大学芋(夏のエネルギー 苦味)

931大学芋

金時芋は洗って乱切りにします。水気を拭き取り、素揚げします。
お鍋にてん菜糖と水を入れて、蜜を作ります。蜜がふつふつしてきたら、揚げた金時芋を入れて蜜に絡めます。塩とシナモン、黒ゴマを振って出来上がりです。

 

切干大根(秋のエネルギー 辛味)

切干大根を水で戻しておきます。
玉ねぎは薄い回し切り、人参は千切りにします。
お鍋に玉ねぎ、切干大根を重ねて、戻し汁をヒタヒタになるまで入れます。さらに人参を重ね、蓋をしたら、くつくつの火加減で加熱します。

切干の甘い香りがしてきたら少しのお醤油を加え、天地返しをします。水で戻して切った板麩を加えて、蓋をして更に煮ます。
水分がなくなってきたら、食べやすい大きさに切った水菜を加えて出来上がりです。

 

土用和え(春のエネルギー 酸味)

930土用和え

トウモロコシは皮ごと茹でて実をはずします。
くるみは炒って、すり鉢で擦ります。
すり鉢にお味噌と梅干しを加え、くるみと馴染むまで混ぜ合わせます。
お豆腐を手で崩しながら加えて、混ぜ合わせます。
茹でた小松菜とトウモロコシを入れて、混ぜ合わせます。

 

きびかぼ(晩夏のエネルギー 甘味)

きびは洗って2倍の水で炊きます。
かぼちゃは一口大に切って、塩でマッサージをしてお鍋に並べます。皮が隠れるくらいのお水を入れて、蓋をして蒸し煮します。
かぼちゃが柔らかくなったら、きびを合わせて出来上がりです。

 

「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当:naka mle ( なか みえ )

なかみえさん

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

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