今週(5月27日〜6月2日)の「多菜セット」 を使ったレシピ 小満の頃、お月様は下弦の月から新月に向かうとき
命がしだいに満ちてくる頃。
気温も上がって夏のような日が増えてきます。
この時期は、のびるエネルギーが活発になるため、カラダの中の熱を外に出す手伝いをしてくれる野菜や辛味・苦味がおすすめです。今週は新月に向かっているので、トマトに火を入れて食べてみましょう。強火で炒める調理方法は、熱を外に出す拡散のエネルギーです。
重ね煮ビーフン(冬のエネルギー 塩味)
ビーフンはお湯で戻しておきます。
小松菜は茹でて3cmくらいの長さに、玉ねぎは薄切りに、ごぼうとにんじんは千切りにします。
お鍋に、玉ねぎ・にんじん・ごぼうの順番に重ねて敷きます。
最後にひとつまみの塩を振って、蓋をして弱火で10分ほど加熱します。
ボールにごま油とお醤油を入れて良く混ぜます。そこに、ビーフン、重ね煮した野菜、小松菜の順に加えてさらに混ぜ合わせます。仕上げに白ごまを振って出来上がりです。
レタスと水菜のシンプル炒め(夏のエネルギー 苦味)
お麩を水で戻しておき、レタスは大きめにちぎります。
水菜は食べやすい長さに、生姜は千切りします。
フライパンに油と生姜を入れ、香りが立つまで熱し、レタス・水菜・お麩をフライパンに入れて勢いよく炒めます。仕上げにカシューナッツを加え、少しの醤油と胡椒で味を調えて出来上がりです。
ズッキーニとトマトのソテー(秋のエネルギー 辛味)
ズッキーニは縦4つ割りにして3cmくらいの長さに、トマトは食べやすい大きさに切ります。
フライパンにズッキーニを並べてひとつまみのお塩をして蓋をして加熱します。
蓋に水滴がついてきたら天地返しをして、トマトを加えてさらに加熱します。
トマトの形が崩れるくらいになったらクミンを振って、サッと混ぜて出来上がりです。
新じゃが芋とインゲンのごまソース和え(晩夏のエネルギー 甘味)
新じゃが芋は一口大に切って茹でます。インゲンは筋を取って茹で、斜めに3cmくらいの長さに切ります。すり鉢に白練りごま・味噌・豆乳を入れて混ぜ合わせ、ソースを作ります。
茹でたじゃが芋とインゲンをすり鉢に入れて混ぜ合わせたら出来上がりです。
「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:naka mle ( なか みえ )
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。