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今週(5月20日〜25日)の「多菜セット」 を使ったレシピ  小満の頃、お月様は満月から下弦の月に向かうとき

命がしだいに満ちてくる頃。
気温も上がって、夏のような日が増えてきます。

この時期は、赤い食材や辛味・苦味が体を助けてくれます。
今週は、赤いトマト、カレー粉を使ったお料理を楽しんでみてください。
お月様は下弦の月に向かうとき。
球形の野菜や甘味を生かしたお料理で安定のエネルギーを蓄えつつ、根菜の力を少しずつ引き締めていきましょう。

新じゃが芋と人参の肉じゃが風(晩夏のエネルギー 甘味)

新じゃが芋と人参を一口大に切ります。
車麩は水で戻しておきます。お出汁と醤油で下味をつけた車麩に片栗粉をまぶして素揚げします。
昆布を引いた鍋に、切った新じゃが芋と人参を入れ、ヒタヒタのお水で煮ます。
お野菜が柔らかくなったら、揚げた車麩を加えお醤油で味をつけます。
最後に、茹でた小松菜を加えて出来上がりです。

ごぼうのイタリアンキンピラ(秋のエネルギー 辛味)

ごぼうは、薄い斜め切りにします。
トマトは、ダイスカットにします。
フライパンにごぼうを入れて弱火で炒めます。
甘い香りがしてきたらオリーブオイルとトマトを加え、混ぜ合わせながら炒めます。
鍋肌からお醤油を入れて混ぜ合わせたら出来上がりです。

ズッキーニのカレーフリッター(夏のエネルギー 苦味)

ズッキーニは、1cm厚の輪切りにします。小麦粉を水で溶き、カレー粉を加えて混ぜます。
ズッキーニに衣をつけて160〜170度の油で外側がカリッとなるまで揚げます。

 

レタスと水菜の酢味噌和え(春のエネルギー 酸味)

レタス、リーフレタスはちぎって水につけておきます。
水菜は3cmくらいの長さに切って水につけておきます。
油揚げをフライパンで両面こんがりと焼き、食べやすい大きさに切ります。
すり鉢にお味噌と酢を入れ、よく混ぜ合わせます。
水をきったお野菜をすり鉢に入れ、酢味噌を絡めるように混ぜます。
焼いた油揚げを加えて混ぜて出来上がりです。

切干大根煮(冬のエネルギー 塩味)

切干大根は、水で戻しておきます。
玉ねぎは薄く回し切りに、人参は千切りにします。
フライパンに玉ねぎをしき、戻した切干大根を重ねて蓋をして弱火で煮ます。
切干大根の甘い香りがしてきたら人参を加えて、さらに蓋をして煮ます。
人参が柔らかくなったら、醤油を加えて天地返しをして煮ます。
煮汁がなくなるまでしっかりと煮て出来上がりです。

「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
※5月1日(水)~5日(日)は、祝日のためお休みとなります。

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当:naka mle ( なか みえ )

なかみえさん

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

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