今週の「多菜セット」 を使ったレシピ ~ 4月3日から4月7日 春分の頃、お月様は下弦から新月へ向かうとき
暦は、春分から清明へと移り変わるときです。
新しい元号が「令和」と定まりました。新しい時代が誕生しますね。
日常の中でも新入生や新入社員が誕生し、私たちの暮らしも新しいリズムが始まるときです。
新しい元号が5月にスタートするのも、私たち日本人の暮らしが自然の巡りに合わせた暮らしにしようとしているからかもしれないな・・・と思ったりしています。
春のエネルギーは出発の時、ワクワク、ウキウキする時です。
そんな時だからこそ、今週は少しグランディングをさせてあげるといい時です。
じっくりソテーする調理法などがオススメです。
緑の上に伸びる野菜たちで、春の氣を摂り入れながら、しっかりと調理するものを食べていきましょう。
お料理でカラダの巡りを作っていくと、新しい巡りにストレスなく馴染めるようになります。今週は、酒粕を使って春のエネルギーを表現するお料理を作ってみました。
テンペと野菜のオーブン焼き(冬のエネルギー 塩味)
キャベツは、2cm厚の櫛形に切ります。
えのきは、食べやすい束に手で分けます。
テンペは、2cmくらいのブロック状に切り、生姜醤油で下味をつけておきます。
クッキングシートにキャベツ、えのき、テンペを重ね、お塩とオリーブオイルを上からまわしかけ、180度のオーブンで7分ほど焼きます。
小松菜の炒め物(夏のエネルギー 苦味)
小松菜は2cmくらいの長さに切ります。
フライパンにココナツオイルをひいて、小松菜を加えてサッと炒めます。
クミンとお塩で香りをつけ、仕上げにひまわりの種を加えて出来上がりです。
新玉ねぎとレンズ豆のスープ(晩夏のエネルギー 甘味)
新玉ねぎは、さいの目切りにします。
お鍋に新玉ねぎ、洗ったレンズ豆の順に重ねて入れます。
ひたひたのお水と月桂樹を加え、蓋をして弱火で煮ます。
一煮立ちしたら、お味を見てハトムギ味噌(甘めのお味噌)で味を調えます。
新ジャガイモのソテー(秋のエネルギー 辛味)
新ジャガイモは5ミリの厚さで薄く切り、水につけておきます。
フライパンにジャガイモを入れ、蓋をして弱火にかけます。
蓋に蒸気がついたら、蓋を開けてオリーブオイルを加えて混ぜ合わせます。
ローズマリーと酒粕を加え、しばらく蓋をして弱火で焼きます。仕上げに塩と胡椒で味を整えます。
切り干し大根と水菜のサラダ(春のエネルギー 酸味)
切り干し大根をお水で戻し、食べやすい大きさに切ります。
水菜は食べやすい大きさに切って、お水にさらしておきます。
紅くるりは薄くいちょう切りにし、塩をふりかけておきます。
わかめはお水で戻して茹でておきます。
ボールにお酢、お醤油、えごま油、生姜の絞り汁を入れて混ぜ合わせます。
戻した切り干し大根を入れて味をなじませ、わかめ、紅くるり、水菜、くるみを混ぜ合わせて出来上がりです。
「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:naka mle ( なか みえ )
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。