今週の「多菜セット」 を使ったレシピ ~3月13日から3月17日 啓蟄の頃、お月様は上弦の月から満月に向かう時期
3月6日に暦は啓蟄を迎えました。
雨水の頃に雪が溶け、水となって流れ始めた音を聞いて冬眠していた動植物が目を覚まし動き出す頃をさします。陽もだんだん高く昇り始め春の気配をたくさん感じる頃です。
今週はお月様が満月へと向かう時で、拡散のエネルギーを摂り入れると心地の良い時です。
お料理としては揚げ物・そしてスパイシーな味付けがオススメです。
今週はビーツをカツにしてカレー味にしてみました。
おネギは辛味を活かしてソースにして、拡散のエネルギーを補助して体全体にエネルギーが巡る工夫をしています。
ビーツカツ(夏のエネルギー スパイシー)
ビーツは食べやすい大きさに櫛形に切ります。
ビーツに小麦粉をまぶして、溶き粉をつけてパン粉をつけます。
170度の油で揚げ、竹串がすっと通るかたさになれば出来上がりです。
仕上げにカレー粉をふりかけて味を調えます。
豆腐のステーキネギソース和え(秋のエネルギー・辛味)
豆腐は水を切って食べやすい大きさに切ります。
片栗粉をまぶして、多めの油でゆっくりとソテーします。
お醤油とみりんで調味液を作ります。
調味液をかけて混ぜ合わせ、仕上げに小口切りにしたネギをふりかけて出来上がりです。
ハトムギのサラダ(晩夏のエネルギー 甘味)
じゃが芋と人参は7mmくらいのさいの目に、いんげんは2cmくらいの長さに切ります。
じゃが芋と人参をお鍋に入れ、ひたひたのお水で茹で、最後にいんげんを加えます。
茹でたお野菜をボールに入れ、少しのお塩で味をつけます。
炊いたハトムギをボールに加え混ぜ合わせ、仕上げにオリーブオイルをかけて出来上がりです。
小松菜とセロリのナムル(春のエネルギー 酸味)
小松菜はサッと茹でて4cmくらいの長さに切ります。わかめを水で戻してさっと茹でておきます。
セロリは4cmくらいの長さに切ってから、繊維に沿って千切りにしてボールに入れます。
セロリのボールに小松菜と戻したわかめを加えて混ぜ合わせます。
ごま油を加えて混ぜ合わせ、お塩をふりかけ、仕上げにごまを加えて出来上がりです。
菜の花のソテー(冬のエネルギー 塩味)
食べやすい大きさに切った菜の花とえのきをフライパンに入れ、少しのごま油とお塩を加え蓋をして蒸し焼きにします。蓋に蒸気がついたら全体を混ぜ合わせ、お醤油で味を調えて出来上がりです。
「Salon de nanadecor」 (表参道/Tea Salon)
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:naka mle ( なか みえ )
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。