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今週のBIOWEEKLY:307

お届け野菜の情報

広島県・中原観光農園 広い農園で根っこをぐんぐん伸ばす、元気いっぱいの柑橘

中原観光農園の畑は、温暖な瀬戸内海のほぼ真ん中に位置する広島県・大崎上島に広がります。有機栽培で様々な柑橘類を栽培しており、現在は、有機不知火・有機はっさく・有機レモン・有機はるかなどを出荷いただいています。
畑を開墾するときに「いろんな人が足を運べる広々とした農園を作りたい」という想いがあり、平地に広がる畑は、ゆったりと広くきれいに整備されています。
代表の中原さんは、お父様から有機の畑を受け継いだ2代目。元々お父様が農業を始められた時は農薬を使用していましたが、一緒に作業をしていたお母様に農薬によるアレルギー症状が現れたことをきっかけに、有機栽培の取り組みをはじめました。

椎茸の菌床ブロックを活用した、ふかふかの土づくり

中原さんによると「柑橘栽培では、根っこをどんどん伸ばして、元気な木を育てること」が重要とのことで、そのために地元産生椎茸の菌床ブロックを活用しています。このブロックを細かくしてから、毎年畑に積み重ねるようにしてまいていきます。土に混ぜ込むことはせず、年月を重ねるごとに自然に分解されていくのを待ちます。
長年そのようにしてこつこつと大事に育てられた畑の土は、触ると心地よいと感じるほどふかふか。
このふかふかな土の中で、木たちが元気に根っこを伸ばしていました。

必要な分だけ水を与え、糖度をキープ

また、平地で栽培する中で課題になるのが、柑橘の糖度。
柑橘栽培では「雨が降ると1度糖度が下がる」といわれるほど畑の水分に気を使います。そのため、中原さんの畑では、必要な分だけ少しずつ水やりを行います。
収穫したあとは、倉庫で寝かせ、丁寧に専用のブラシで表面の汚れをふき取り、箱詰めされます。

北海道産有機じゃが芋

芽が動き出す季節

北海道産じゃが芋の芽が出やすい時期になってきました。じゃが芋は低温になることで休眠状態になり、生長が止まるので、芽が出ていない状態のものを美味しく食べることができます。しかし、いったん暖かい温度に触れてしまうと休眠のスイッチが切れて、たちまち芽が動きだしてしまいます。お届けしましたじゃが芋は、日の当たらない風通しの良い涼しい場所に保管すること
をおすすめします。
りんごと一緒に保存しておくと、芽の動きが抑えられると言われています。

有機にんじん

上部の紫色は甘くなった証拠

綺麗なオレンジ色が特徴のにんじんですが、上部(葉がついていた下側)が「紫色」に色が変わっているものがたまに見られます。にんじんは生長に伴って地上部に少し盛り上がってきますが、土より上の部分は、急激な寒さにさらされると紫色に変色することがあります。これは傷みなどではなく、むしろ冬の寒さにさらされ、甘味がのっておいしくなったという証拠。
皮をむいていただければ問題なく食べられますので、軽度のものはお届けをさせていただきます。
凍るような寒さを乗り越え、甘味をぎゅっと蓄えた有機にんじんをぜひお召し上がりください。

柑橘類について

表面が汚い…安心の証です!皮をむいてどうぞ

表面の黒い斑点やシミのようなものは、農薬を使う一般的な慣行栽培では防ぐことができる病気によるものです。表面をぬるめのお湯で洗えば落ちる汚れもあり、皮をむけば問題なく食べていただけますので、軽度のものはお届けさせていただきます。
農家さんたちが農薬や化学肥料にできる限り頼ることなく、環境に負荷をかけずに栽培した有機栽培の柑橘です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

有機れんこん

熊本県・福島さんのおすすめレシピ 「れんこんのグラタン」

もっちりとした食感と口の中にほんのり残るやさしい甘味…。シンプルに両面しっかり焼いて塩コショウで味付け、れんこんの天ぷら、れんこんまんじゅう、れんこんチップス、れんこんのはさみ揚げなど食べ方はたくさんあり、何を作ろか迷いますね!
今回は熊本県の生産者・福島さんから教えていただいた、寒い時期にぴったりの「れんこんのグラタン」をご紹介します♪

・材料(4人分)

有機れんこん…200g、お好きな具材(しめじ・ベーコン・コーンなどがおすすめ)…適量、鈴鹿山麓酪農家の手作りバター…60g、国産有機薄力粉…40g、タカナシ有機牛乳…600ml、チキンコンソメ…1袋(10g)、塩・こしょう…少々、プロボローネ・チーズ…お好きなだけ、国産有機菜の花畑(なたね油)…適量

・作り方

①れんこんは薄く輪切りにし(大きければ縦半分に切ってから輪切り)、さっと水にさらす。お好きな具材は食べやすい大きさに切るなどする。
②フライパンに油を入れて火にかけ、①の具材をよく炒め、塩・こしょうを加える。
③ホワイトソースを作る。フライパンにバター・薄力粉・牛乳を入れて炒める。(牛乳は2〜3回に分けて入れる)塩こしょう・チキンコンソメを加えて味を調える。
④③の中に②を入れ、バターをぬった耐熱皿(グラタン皿)に入れる。チーズをたっぷりとのせ、余熱したオーブン(250℃)で約7分程度焼く。

有機ケール

奈良県・喜多さんのおすすめレシピ

健康食材のイメージが強く、「どんな料理に使えるの?」と料理方法がわかりにくいケールですが、意外と幅広くお料理に使えます!
奈良県・喜多さんの奥様は、素材の味をいかしたおいしいレシピをいつも教えてくださる生産者さんです。今回は喜多さんおすすめのシンプルなレシピ「豚肉とえのきの炒め物」をご紹介します。

・材料(4人分)
有機ケール…1束(2〜3枚)、豚スライス…260g、えのき…1パック(100g)、焼肉のたれ…お好みの量、国産有機菜の花畑(なたね油)…適量

・作り方
①ケールと豚肉は食べやすい大きさに切り、えのきは軸を切って2〜3等分に切る。
②フライパンに油をひき豚肉を炒める。肉の色が変わったら、えのきとケールを加え、さっと炒め
る。
③焼肉のたれを加え絡めたら、器に盛る。

BIO WEEKLY

BIO WEEKLY

日々、全国各地から畑の情報収集をしている農産担当スタッフが、 旬の野菜や果物の最新情報をお伝えしています。 管理栄養士などによる旬の野菜・果物活用レシピ、スタッフによるおすすめ野菜もご紹介します。

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