今週のBIOWEEKLY:331
2023.7.31
今では1年中スーパーに並び、いつでも手に入れることができるようになった「にんじん」。実は秋から冬にかけて甘みが増し、最も美味しい季節と言われています。人参に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあると言われており、細菌に対する免疫力UPが期待できます。千切りにして塩もみし、オリ-ブオイルやレモン汁と合わせてキャロットラペ、旬のりんご類とともにスムージー、すりおろして生地に混ぜてパンケーキなど様々な料理で活躍してくれます。有機にんじんをたっぷり食べて、この冬を元気に乗り切りましょう。
にんじんの保存の基本は「育った土の中のような環境にすること」。
水分がついていると傷みやすくなるため、届いたら必ず袋から出しましょう。また乾燥にも弱いので、そのまま置いておくのもNGです。
丸ごと:届いた袋から出し、できればキッチンペーパーなどで包んで別の袋に入れ、葉の方を上にして、立ててから野菜室(または冷暗所)で保存。
使いかけ:ラップに包んでから、野菜室で保存。
カットしたもの:いちょう切り・千切りなどにカットし、冷凍用保存袋に薄く平らになるように入れ、冷凍庫で保存。使うときは、袋の上から使う分だけ手でポキポキと折り、冷凍のままきんぴらや豚汁作りに使うとスピード調理が可能です!
本格的な冬が到来!寒い冬には体を温めたいですね。そこでおすすめなのが生姜。爽やかな辛味の主成分は「ジンゲロール」で、加熱すると「ショウガオール」に変化します。どちらも血行をよくし、体を芯から温めてくれるといわれています。今回は、ポッと体を温めてくれる生姜ミルクの作り方をご紹介します。
有機生姜…1/3片、タカナシ有機牛乳…200ml、山田養蜂場の有機百花蜂蜜…小さじ1
【作り方】
1、 鍋に牛乳を入れ、薄切りにした生姜を加え、ふきこぼれないように弱火でゆっくり加熱する。
2、 火をとめ、はちみつを入れてよく混ぜる。
ご好評につき、カタログNo.302から毎週ご注文いただくことができるようになりました!
今回は、有機キクラゲのおすすめポイントを、Q&Aでご紹介します!
(カタログNo.304 P8に掲載)
Qどこで栽培しているの?
国産で、なおかつ有機JASを取得した有機きくらげはまだまだ希少といわれています。栽培いただくのは、岡山県・玉野市にある浅野産業。そんな希少な国産有機キクラゲを栽培している、数少ない生産者さんです。Qこだわりは?
浅野産業の有機キクラゲの菌床のもとになる木材は、中国地方や四国地方などの国産のみにこだわり、栽培中に使用するお水は、地元の岡山県内の地下水をくみ上げたものを使用しています。キクラゲにとって最適な温度や湿度をととのえた場所でじっくりと育て、最後は人の手で1つ1つ丁寧に収穫をしたものを、皆様にお届けいたします。Q味・食感は?
乾燥キクラゲとはまた違う味・食感を楽しめる「生キクラゲ」で、肉厚ぷりぷり・コリコリっとした食感が特徴です。Q食べ方は?
サラダなど生で使う場合は30秒程茹でてから、加熱調理するものにはそのまま使えます。中華料理にはもちろん、お鍋、天ぷら、パスタなど、色々なお料理でお楽しみください。
おいしい柑橘ですが、難点は剥きにくいこと。
外皮は硬いし、薄皮は剥きづらく、手がべとべとに…。
今回ご紹介する方法は、包丁を使うことで、するするっと綺麗に剥くことができます♪
ぜひお試しください!
1、 はっさくの上下を1㎝ずつ程度切り落とす。
2、 りんごの皮むきのように、クルクルと外皮を剥く。この時、果肉がみえるぐらいの厚さに剥くのがポイント。
3、 房をバラバラにし、薄皮をむく。驚くほど、薄皮が簡単にむけます♪
菜の花は、アブラナ科のお野菜の若芽を収穫したものです。ビオ・マルシェの農家さんたちは、収穫時期や土地に合わせてさまざまな品種を栽培しています。
和歌山県・ビオランドの畑では、自分達で育てた作物から種を取って栽培する「自家採種」で、『早生真菜(わせまな)』という品種を栽培しています。この品種は一般的に販売されておらず、地元でしか栽培されなくなった品種です。地域の伝統種を絶やさぬよう「自家採種」にこだわって栽培しています。全体的に緑色が濃く、出始めは、真ん中から伸びてくる主茎を収穫するため、軸や葉が大きいのが特徴です。側芽の収穫が始まれば、茎も葉の丈も短くなってきますよ。菜の花は、葉っぱも美味しいので、捨てずに召し上がってくださいね。