今週のBIOWEEKLY:331
2023.7.31
キャベツ・ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜には、ポリフェノールの一種、アントシアニンと呼ばれる紫色の色素が含まれています。
気温の低い時期や寒さにあたると紫色に変わる現象がおきやすくなります。これは冬の寒さから身を守るために植物が作りだしているもので、食べても問題はありません。寒さにあたった分、むしろ甘みが増します。また、アントシアニンは水溶性なので、茹でると色が抜けて緑色に戻ります。
頭がほんのり赤いブロッコリーは、寒さがあたって美味しく仕上がっている証拠です。甘みを増した冬のお野菜をお楽しみください。
カタログNo.048からお届けを予定しておりました有機紅くるりは、8月~9月にかけての高温と干ばつにより生育が遅れております。これによりお届け出来ない場合がございます。
楽しみにお待ちいただいていた皆様、大変申し訳ございません。
「スが入っている、内部に空洞が見られる」というお声をいただきました。ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
長野県の産地では8月、9月の干ばつにより中心部にスが入ったり、空洞化が進んだ大根が見られております。
出荷時に先端の根を切る際、断面を確認し、産地・各センターとも検品を強化しお届けしてまいりますが、症状の進行度によってはお客様のお手元に届いてしまうことも考えられます。
お届けの際、お気づきの点がございましたら、各センターまでお知らせください。
有機栽培はどうしても虫害からは縁が切れません。生産者は防虫ネットを使用したり、こまめに見回り早めに手でとったりと努力を続けていますが、虫たちが活動する時期には一日で広がってしまうことがあります。
生産者・センターともに、よりいっそう丁寧に検品をし、お届けしてまいります。
万一、お召し上がりいただけないようなものが届きましたら、各センターまでお知らせください。
有機みかんに「カビが生えていた」「傷んでいた」などのお声をいただいています。大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
有機栽培のみかんは、化学合成された殺虫剤・殺菌剤や除草剤、収穫後の防腐剤や防カビ剤も使用していません。したがって、湿気や気温が高い状態が続くと、目に見えないほど小さなキズから菌が進入し、傷みやカビが広がることがあります。
生産者共々お届け前の検品を今まで以上に丁寧におこなっています。
お届け後はできるだけ早く袋から出し、風通しの良い涼しい場所で保存をお願いします。